「ジェルネイルは体に悪いからやめたほうが良い」と聞いたことがありませんか?いまやジェルネイルはおしゃれ女子のマスト。好きなカラー、デザインで自由に指先のおしゃれを楽しむ人も多いはずです。
ですが、正しい施術でなければ害がある可能性もあるものなのです。今回は、ジェルネイルが体に悪いとされる理由と安全に楽しむ方法をご紹介します。
ジェルネイルが体に悪いといわれる理由は6つ
UVライトによる紫外線
ジェルネイルを硬化するために、ライトを使います。ライトはUVとLEDの2種類。LEDのライトが主流になりつつありますが、UVライトを使って硬化している人もいるかもしれません。
UVライトは、その名の通り紫外線を発生させるライトです。そのため、UVライトを長期間使い続けると、紫外線によるダメージが蓄積するといわれています。日焼けやシミをはじめ、最近では皮膚がんへの影響もわかっているのです。
UVライトを使ったときの紫外線の影響から、ジェルネイルは体に悪いといわれています。
アセトンによる刺激
ジェルネイルのオフには、アセトンと呼ばれる溶剤が使われています。アセトンは、ジェルネイルをふやかすために必要なもの。ですが、指先や爪の水分を奪ってしまう働きも持っているのです。
ジェルネイルをオフしたときに指先や爪の根本が白っぽくなってしまったことはありませんか?これは、アセトンが水分を奪ったからです。水分が足りない爪は、二枚爪や割れ・欠けなどさまざまなトラブルの原因になってしまいます。
アセトンによる指先や爪への影響から、ジェルネイルは体に悪いという人もいます。
不適切なジェルネイルによるグリーンネイル本来、ジェルネイルは自爪にぴったりと密着しています。ですが、衝撃や自爪の柔らかさ、施術からの経過などによって、少しずつジェルネイルと自爪の間にすき間ができてしまうのです。そのすき間に水分が入り込むと、菌が繁殖してしまう可能性があります。
緑膿菌と呼ばれる雑菌が繁殖すると、グリーンネイルの原因に。自爪が緑色に変色してしまい、伸び切るまでジェルネイルを施すことができません。使ったアイテム類も、消毒したり処分したりすることになります。
グリーンネイルは見た目にも悪影響を与えるもの。グリーンネイルの見た目の悪さから、ジェルネイルは体に悪いといわれています。
ジェルネイルの圧迫によるひょうそ
ジェルネイルはライトで硬化するネイル方法です。ポリッシュと比べて強度があり、自爪を守れることに魅力を感じる人も多いでしょう。
ですが、固いジェルネイルを長期間付け続けると、巻爪になってしまうことがあります。ジェルネイルが自爪を圧迫してしまい、爪の形を変えてしまうのです。さらに甘皮を処理したときにできた傷から、菌が感染してしまうことも。ひょうそと呼ばれる感染症を起こすと、指先に痛みを感じるようになってしまいます。
さまざまな指先の皮膚トラブルの可能性から、ジェルネイルは体に悪いという人もいます。
無理にジェルネイルを剥がすことによる爪甲縦裂症
ジェルネイルは本来、アセトンを使ってふやかしてからオフします。ですが、根本からリフトしたときに髪の毛や服が引っかかって、無理にジェルネイルが剥がれてしまうこともあるでしょう。リフトが気になって触り、自分で剥がしてしまうこともあるかもしれません。
ジェルネイルは自爪に密着しているため、無理に剥がしてしまうと自爪の表面の層も剥がれてしまいます。どんどん爪が薄くなり、爪甲縦裂症と呼ばれる病気を引き起こす可能性があるのです。爪甲縦裂症とは、爪が縦の方向に割れやすくなる病気のこと。治療にはステロイドの入った塗り薬が使われ、完治までに長い時間が必要なことからジェルネイルは体に悪いといわれています。
硬化前のジェルネイルによるアレルギー反応
ジェルネイルに使われるジェルは、化学物質を組み合わせてできています。そのため、硬化前のジェルに触れると、化学物質によってアレルギー反応を引き起こす可能性があるのです。ジェルネイルで起きたアレルギー反応は接触性皮膚炎に分類され、水ぶくれやかゆみ、赤みなどを引き起こします。
ジェルネイルに使われる化学物質に反応するということは、その化学物質が使われたジェルは楽しめないということ。反応する化学物質によっては、ジェルネイルを続けることができません。セルフジェルネイルを楽しむ人が増えたことから、ジェルによるアレルギーは増えていると考えられています。
このことから、ジェルネイルは体に悪いといわれているのです。
ジェルネイルを安全に楽しむ方法とは
おしゃれで持ちが良く、デザインのバリエーションが豊かなジェルネイル。長く続けるためにも、安全に楽しむことが大切です。
ジェルネイルを安全に楽しむ方法をご紹介します。
LEDライトを使う
ジェルネイルの硬化に使うライトは、LEDライトを選びましょう。LEDライトは紫外線を発生させません。紫外線による悪影響を防ぐことができるでしょう。
さらに、電球の寿命が長いため、ジェルネイルの硬化不良も防いでくれます。最近では、数百円から購入することが可能です。ジェルネイルとともにレジンクラフトを楽しんでいる人は、ジェルネイルはLEDライト、レジンはUVライトと使い分けてくださいね。
アセトンの使用は最小限にする
自分でジェルネイルをオフするときには、アセトンの扱いにも注意が必要です。ラベルに記載された時間を守り、長くアセトンに触れないように気をつけましょう。アセトンに触れたあとは、石鹸で十分に手を洗うことも大切です。
ジェルネイルのオフだけで済ませるときには、ネイルオイルなどで奪われた水分を補ってくださいね。ピールオフジェルを使ったりフィルインと呼ばれる技術を使ったりして、アセトンの使用を避けることもおすすめです。
適切な期間で付け替える
ジェルネイルの付け替えは、およそ3週間を守りましょう。これよりも早く付け替えると、自爪にダメージが蓄積してしまいます。遅く付け替えると、リフトによって剥がれたり緑膿菌によってグリーンネイルになったりするかもしれません。
自爪の健康を保つためにも、付け替えの時期を守ることが大切です。ただし、ジェルネイルを付けてすぐに割れたり欠けたりしたときには、なるべく早めにリペアしてくださいね。
正しくジェルネイルをオフする
ジェルネイルをオフするときには、正しいやり方で行いましょう。
ジェルネイルのオフには、ネイルファイルとアセトン、コットン、アルミホイル、ウッドスティックを使います。
ジェルネイルのオフのやり方は以下の通りです。
1.ネイルファイルでトップジェルとカラージェルを削り落とす
2.爪のサイズにカットしたコットンにアセトンをしっかりと含ませる
3.爪の上にコットンを置き、アルミホイルを巻いて浸透させる
4.十分に時間が経ったらアルミホイルとコットンを取り除く
5.ウッドスティックでふやけたジェルネイルを取り除く
6.完全にジェルネイルが取れるよう、2~5を繰り返す
7.ネイルファイルで自爪の表面を整えるとオフ完了
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