結婚は、それ自体が大きなイベントですが、やはり結婚式なしに考えることはできないでしょう。理想の結婚式場を予算内で賢く見つけるための完全ガイド!
1.結婚式場の探し方
結婚式場はさまざまなルートで探せますが、ここでは一般的な代表方法として4つの探し方を紹介します。
·結婚情報誌を購入する
とてもオーソドックスな結婚式場の探し方の一つが、結婚情報誌の購入とチェックです。結婚関連の知識や話題に特化したメディアであり、結婚式場の特集なども組まれています。また、各地域版や海外版などカテゴリが分かれている点もメリットです。式を挙げたい場所が決まっているカップルにとっては情報を得やすいでしょう。
·結婚情報サイトで検索する
今やインターネットでさまざまな情報が得られるようになっており、結婚式場の情報も例外ではありません。インターネット上で結婚情報を扱うポータルサイトの利用も、結婚式場の探し方の一つです。テレビCMや結婚情報誌などで知られるような企業も、結婚情報サイトを運営しているケースが多々あります。そうした大手サイト以外にも数多くの結婚情報サイトがあるため、さまざまな知識にアクセスできるでしょう。
·結婚相談カウンターに行く
結婚相談カウンターへ足を運び、そこでさまざまな情報を得るのも結婚式場を探す方法の一つとなるでしょう。結婚相談カウンターとは、新郎新婦の希望を聞きながら、提携している結婚式場のなかから希望に沿った場所を候補会場として提案・紹介してくれるサービスです。結婚情報誌や結婚情報サイトは、希望をもとに自分たちで式場を探し、絞り込まなければいけません。その点、結婚相談カウンターは、結婚式場や結婚に関する情報・知識を持っている担当者が、対面形式で相談にのってくれます。式場が多くて自分たちで選ぶのが困難な場合や、より詳しい情報を問答形式で得たいといった人に向いている探し方です。
·Instagramを見る
情報を得るのに、SNSの活用はとても有益です。特に、結婚式に関する情報収集にはInstagramが役に立ちます。知りたいキーワードでハッシュタグ検索をすると情報の絞り込みが可能となり、効率的に欲しい情報が手に入れられる点が大きなメリットです。結婚式場の公式アカウントだけではなく、一般ユーザーの投稿や発信がチェックできる点もメリットでしょう。
2.ブライダルフェア参加前に結婚式を安くする方法5つ
結婚式を安くするために、式場探しから契約までにできる費用の節約方法をご紹介します。
·結婚式のシーズンを考慮する
結婚式を避けられがちな暑い夏や寒い冬は、割引が大きくなる傾向が!ガーデンウエディングやリゾートウエディングなら、雨や台風の時期も狙い目です。
対して、気候のよい春や秋は結婚式の人気シーズン。大きな割引をせずとも予約が埋まりやすいため、結婚式費用は正規価格の提示になりがちで、割引があったとしても少額になる可能性が高いです。
結婚式のシーズンをしっかり見極め、結婚式費用を節約しましょう。
·結婚式のお日柄や曜日、時間を考慮する
結婚式は春・秋のお日柄のよい日で特に土曜日昼間が人気。
そのため、土曜日の昼よりも日曜日の午後、お日柄は仏滅や赤口、平日のナイトウエディングなど、お日柄や時間を変えるだけで結婚式の費用を安くすることもできます。
同じ式場でも会場によって予約状況や割引率は異なるため、ブライダルフェアや式場見学で見積もりをもらう際に、どの日時・会場が安いのか確認するとよいでしょう。
·おトクなプランや特典を活用する
結婚式には、さまざまな割引プランや成約特典(金額割引やアイテムプレゼントなど)があります。
·1月、2月、8月、ゴールデンウィークなどの、オフシーズンプラン、挙式時期割引
·人気の時間や曜日を避けた、平日挙式プラン、平日割引、ナイトウエディングプラン
·結婚式を避けられがちなお日柄に適用される、仏滅プラン、お日柄割引
·結婚式までの準備期間が短い、結婚式直前プラン・直前割引・6ヶ月以内限定割引
など、結婚式場が用意するものだけでなく、「ハナユメ割」のような結婚式サイトが用意している限定割引やプランが!
結婚式場探しをするだけで商品券がもらえるキャンペーンなどもあるため、式場探しを始める前に結婚式サイトはチェックしておきましょう。
·レストランウエディングなど結婚式会場を検討する
ゲストハウスは、貸切でプライベートな時間を過ごせる分、会場使用料がかさむ傾向があります。また、自由にできるからこそ会場装飾にこだわりたいという人も多く、平均費用は高め。
一方で、レストランウエディングは、ゲストハウスに比べて約80万円も相場が下がります。
これは、食事や会話を楽しむことに重きを置いて特別な演出をしない傾向があり、演出費用が抑えられたり、会場使用料がかからなかったりするため。
とはいえ、五つ星レストランかカフェレストランかで金額に幅があったり、ゲストハウスのほうがゲストに結婚式を満喫してもらえたり。メリット・デメリットを考慮したうえで判断しましょう。
·少人数結婚式などゲスト数を考慮する
結婚式の費用総額を抑えたい場合は、少人数結婚式などゲスト数の少ない披露宴を検討してもよいでしょう。
ゲスト数が増えれば広い会場を選び、料理や引出物を多く用意しなければなりません。そのため、披露宴の費用は上がる傾向があるからです。
しかし、ゲスト数が少なくなれば、その分いただけるご祝儀も減ることになります。すると、費用総額は抑えられても自己負担が増える可能性があります。
結婚式費用の節約のために、ゲスト数や披露宴の規模を小さくしようと考えているなら、総額だけでなく自己負担額についても考慮しましょう。
3.「安くする=ケチった」と思われない!披露宴にかかる費用の節約ポイント
·引出物・引菓子
引出物や引菓子にかける費用は平均5,588円。結婚式に何度か出席している人なら、一目で金額が予想できてしまう可能性も。
1人あたり数百円でも節約を…と考えるより、ゲストに気に入ってもらえそうなものや、二人オリジナルのものを用意するほうがよいでしょう。
·料理・飲み物
料理に対する満足度は結婚式の印象を大きく左右するため、節約し過ぎに気を付けましょう。
しかし、「コースのランクが高ければ満足」というわけではありません。内容やボリューム、質や味、見た目の華やかさ、食べやすさなど、細かな点まで吟味してください。
また、お酒好きが多い場合は珍しいラインナップを、女性が多ければシャンパンやカクテルを多めに用意するなど、ゲストの顔ぶれにあわせた配慮も必要です。
ゲストに楽しんでもらうことを念頭に、料理の内容や演出を検討してみてください。
·会場装花・テーブルコーディネート
会場装花にボリュームがあると、華やかでゴージャスな印象になります。反対に、装飾が少ないと質素で物足りない印象になることも。
その場限りではなく写真に残る部分でもあるため、花の費用を抑えすぎるのは控えましょう。
季節の花を選ぶ
キャンドルや切り株、額縁などのアイテムを混ぜる
高さのある花瓶を使う
ナフキンやペーパーアイテムも含めてテーブルコーディネートをする
など、少し工夫をすれば花材が少なくてもテーブルがオシャレで華やかになります。また、そもそも華やかだったり、フォトジェニックだったりする会場を選ぶことで、装飾の費用や手間を省けるでしょう。
·プレ花嫁の疑問!「お色直しなし」は節約しすぎ?
結婚式の費用は安くしたいものの、ゲストへのおもてなしに費用をかけたいのであれば、お色直しをしないという選択肢もあります。
お色直しをしないことで、着付けやブーケ、アクセサリーや新郎衣装など、付随するいろんな費用も抑えられ、あっという間に10万円以上を節約できるでしょう。
節約のためだけでなく、「お色直しの時間を短縮してゲストと一緒に過ごす時間をもちたい」「お色直しよりも余興やゲーム、演出などに時間もお金もかけたい」といった理由でお色直しをしないケースもあります。
·82.5%が持ち込みを実施!持ち込みアイテムアイデア一覧
節約のためはもちろん、結婚式にオリジナリティを出し、こだわりを表現するためにも持ち込みは検討されやすいもの。ハナユメの調査によると、82.5%の人が持ち込みをしています。
特に、持ち込みを検討されやすいアイテムは次の通りです。
ペーパーアイテム 91.9%
プチギフト 44.4%
ブーケ・ブートニア 25.0%
新婦衣裳 13.8%
新郎衣裳 7.5%
引出物 9.4%
カメラマン 1.9%
司会者 2.5%
引き菓子 9.4%
ヘアメイク 2.5%
その他 23.8%
持ち込みの理由としては、「自分たちで作れるから」「費用を抑えたかったから」「友達にプレゼントしてもらったから」などが挙げられました。
ただ、結婚式場や持ち込むアイテムによっては持ち込み料がかかる場合もあり、一概に「持ち込みをする=総額が安くなる」とは言い切れないので注意が必要です。
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