後悔しない動物病院の選び方、安心して5つのポイントをご紹介!

犬や猫を飼っていると、体調を崩したり、予防注射を打つ必要があったり…動物病院のお世話になる機会は多いですよね。この記事では、愛犬・愛猫、そして飼い主さんに合った動物病院の選び方をお伝えしています。

1. 動物病院の選び方~5つのポイントに沿って選ぼう

①通いやすさ

動物病院を選ぶ際に、もっとも重要なことは、『通いやすいかどうか?』です。どんなに良い病院でも、距離が遠い・アクセスが悪い場所の場合には、通院自体がストレスとなってしまいます。あまり長距離の場合には、動物にも移動ストレスがかかることも…。また、病気によっては、毎週・毎月通う必要のあるものもあるため、自宅からの通いやすさはとても重要です。あわせて、駐車スペース(車の出し入れがしやすいか)や『駅から近いかどうか?』なども確認しておきましょう。


②相性が合うか

動物の病気の治療がメインとなりますが、やはり長く通うのであれば、人同士(飼い主さんと獣医さん・動物看護師さんなど)のやり取りが基本となります。どんなに腕の良いとされる動物病院であったとしても、「なんとなく合わないな…」「いつも忙しそうで聞きづらいな…」といったことはよくあります。話したときの雰囲気や立ち振る舞いなども、動物病院を選ぶ際の大切なポイントです。


③清潔感があるか

『清潔感があるかどうか?』は意外と重要なポイントです。というのも、動物病院はやはり『病院』ですので、細やかな作業や調剤などが必要となります。外面に手が行き届いてない動物病院は、たいてい内部環境も整っていません。『待合室はきれいですか?』『変なにおいはしませんか?』清潔感も重要視しておきましょう。


④さまざまな機器があるか

『さまざまな機器をそろえているか?』は、ホームページなどで設備環境をチェックしておくといいでしょう。機材があればいい動物病院というわけではないですが、客観的な判断ができることや動物に負担をかけず処置ができる可能性があります。例えば、内視鏡を持っていない場合には、異物の誤食の処置として、開腹手術しか方法がないこともあります。『最新の超音波(エコー)診断装置はあるか?』『動物用ICUはあるか?』なども、 ぜひチェックしておきたいポイントです。


⑤休診日/夜間・救急対応ができるか

休診日が多く、夜間・救急対応ができない動物病院はたくさんあります。予防注射や定期的な通院であれば問題ないと思いますが、発熱や発作、事故などは、時間を選ばずやってきます。できるならば、休診日が少なく、夜間・救急対応ができる動物病院を選ぶとよいでしょう。


2. 合わない動物病院は、転院してみることも方法の一つ


『通いづらい…』『聞きづらい…』などと、動物病院がなんとなく合わないといったケースはしばしばあります。分からないことや疑問に思ったことを聞けずに治療をすすめると、納得ができない場合や、信頼関係を失うことにもつながります。


「思った治療をしてもらえない…」「ほかの治療法はないかな…」などと思ったときには、転院を考えることも方法の一つとなります。人ではセカンドオピニオンをすることは常識であり、主治医がすすんで紹介状を出すことも多いです。動物病院でも、自身の病院でできない手術や検査があれば、ほかの病院を紹介することはありますが、すすんで紹介状を出すケースはあまりないです。そのため、何となく合わない動物病院・獣医師だなと思うときには、飼い主さん自身での判断が必要なときもあります。


転院をすると、また最初から検査になるのはかわいそうだな…と感じる場合には、経過報告書を書いてもらうといいでしょう。ただ、そういったものがあったとしても、転院先の動物病院では、一通りの検査をする可能性が高いです。


3. 動物病院の料金の違いはなぜあるのか?

動物医療は自由診療ですので、動物病院それぞれで料金を決めることができます。そのため、動物病院ごとに差があり、高い場所と比較的安価な場所が存在します。また、医療レベルによる料金差もあります。例えば腹腔鏡手術を行っている病院では、専門機器が必要であること、それにより術創が小さくなり、料金は高くなる傾向にあります。


4. 【まとめ】動物病院の選び方~ポイント

動物病院を選ぶ際には、以下の5つのポイントに沿って選ぶとよいでしょう。


1.通いやすさ

2.相性が合うか

3.清潔感があるか

4.さまざまな機器があるか

5.休診日/夜間・救急対応ができるか


病気は突然なることも多いため、前もって(健康なうちに!)主治医を見つけておくことも大切です。


ぜひ、愛犬・愛猫の動物病院選びのご参考になれば幸いです。

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